遺産相続で知りたい遺留分。自分はいくら?【遺留分の超入門】

「遺留分」という言葉を初めて聞いた、という方向けに、できるだけやさしい言葉で説明します。すでに基本を理解していて、具体的な計算や手続きを知りたい方は「遺留分侵害額の請求方法がわかる!基礎知識から手続き、注意点まで」の記事をご覧ください。

1. そもそも遺留分ってなに?

亡くなった方(被相続人)は、遺言で「全財産を長男に譲る」「愛人に全部あげる」といったことも、法律上は自由に書けます。しかし、それでは残された家族の生活が立ち行かなくなってしまうこともあります。

そこで法律は、一定の家族に対して「最低限、これだけは受け取れる」という取り分を保障しています。これが遺留分です。遺言や生前の贈与によってこの取り分すら受け取れなかった場合、多くもらった人に対してお金を請求できます。

2. 誰がもらえるの?

もらえるのは、配偶者・子(すでに亡くなっていればその子や孫)・親などの直系の家族です。兄弟姉妹はもらえません。

3. どうして「遺留分」という制度があるの?

家族には、被相続人の財産形成を支えてきたという事情や、生活の基盤を相続財産に頼っている事情があることが多いためです。遺言の自由と、家族の生活保障とのバランスを取るための制度です。

4. 自分はいくらもらえるの?

家族構成によって割合が変わります。おおまかな目安は「相続人パターン別 早見表」の記事でまとめていますので、ご自身のケースに近いものを確認してみてください。

5. もし遺留分を侵害されていたら?

「知った時から1年」という短い期限があるため、注意が必要です。期限が気になる方は「遺留分の時効が迫っている方へ|今すぐやるべきことチェックリスト」の記事もあわせてご覧ください。

6. まずは相談してみましょう

遺留分は、制度自体はシンプルでも、実際の計算や請求の手続きになると専門的な判断が必要になります。「遺言の内容に納得がいかない」「自分はいくらもらえるのか知りたい」という段階でも構いませんので、お気軽に無料相談をご利用ください。

7. 関連記事

作成者: 弁護士 松野 絵里子

📝 監修者(最終更新日:2026年7月)

松野絵里子 弁護士|東京ジェイ法律事務所
国内最大手の渉外法律事務所にて20年以上経験を積み、離婚・財産分与・国際離婚・富裕層の資産分割など複雑案件を多数手がける。現在はオンライン対応・全国対応で離婚専門の法律相談を提供。費用の透明性にもこだわり、複雑な財産分与事案の和解的解決も得意な弁護士。共同親権の推進でも経験が多く、知名度がある。

記事監修者: 弁護士 松野 絵里子

プロフィールはこちら >>

◆ 海外案件の経験が豊富
━━━━━━━━━━━━
国内最大手での経験を生かし、得意な語学力で複雑な家事事件から英文契約の確認などの企業法務まで経験豊富です。

◆身近で高品質な法律事務所
━━━━━━━━━━━━
高水準の品質の法律サービスを、リーズナブルに提供いたします。

◆依頼者の立場にたち共に最適な解決の道
━━━━━━━━━━━━
依頼者の立場にたち、共に最適な解決を目指して日々研鑽しております。

関連記事
Home
Mail
相談予約
Search